アンドリュー・ヨーク2005/06/01 00:39

アンドリュー・ヨークを集中的に聞いてみた.
10年前、たまたま写真左上のLAGQ(LosAngels Guitar Quartet)のCDをレコード屋(とは言わないのか)で見つけたのが出会いだった.
「くるみ割り人形」をギター重奏でやっているのが学生時代のギタークラブの思い出でなつかしかった.
序曲や有名な行進曲の早いパッセージをなめらかに弾く、自然でシュアな技術が気に入った.
その後、木村大やジョン・ウィリアムスがいくつか小品をアルバムに入れているので作曲者として印象に残る.
映画音楽のようなしゃれた、風景をイメージできる小品(音景?)が多い.
最も有名なのは「Sun Burst」だろう.村治香織のがCMでも流れていた.
ロックでいうところのライトハンド(ボスハンド)奏法がカッコイイ.本人はどう弾いているのだろうかと「Perfect Sky」を入手して聞いてみると
なんと、フォークギター(スチール弦)で弾いているようだ.本人のコメントで「1986年の早い時期にスチール弦やエレキギターに持ち替えながら録音した」とある.
(Amazonのサンプル試聴で聞けます.  Sun Burst

「Denouement」の方はフレタを弾くジョン・ウィリアムズを思わせる確実でクリアな弾きかた.ギター教授?でもあるようで教室で使っていると思われるエチュードがいくつか含まれる.
どこか聞いたことがあるような曲ばかりで、作曲者として後世に残るオリジナリティはないかもしれないががうまい.
SunBurstと木村大に入っている「Moontan」は愛奏されて残るかもしれない.
 
 
 
 
 

Camber ~ 翼形の美2005/06/01 22:30

 紙飛行機を楽しむようになって4年目に入った.

 紙飛行機と言っても広告や裏紙で作る折り紙飛行機ではなく、
紙を材料として多種の接着剤や工作技術を駆使して製作するペーパーグライダーである.
 きっかけは小1になった長男が科学館のミュージアムショップで買ってきたAG社の紙飛行機キット「スカイカブ」である.
そこに書かれた工学博士 二宮康明の名前は遠い昔の少年時代のうっすらとした記憶、紙飛行機の 「にのみやさん」 を思い起こさせた.
やったことはなかったが随分と良く飛ぶと聞いたような気がする.よし、自分が作ってみよう!で、はまった.
後は二宮さんの切り抜く本を2冊つくり、Webを検索するとあるわ、あるわで世の中にこんなに紙飛行機を趣味とする人がいて、
同好会やパソコンでの交流がなされているのに驚いた.
公開されている紙飛行機の図面をかたっぱしからダウンロードして製作と飛行の試行錯誤を繰り返した.
翌年からジャパンカップなる公式競技会へ参加し、今年で3年目。次の参戦は6/19のいわき予選になる予定.
 以上がCamberの由来である.折々、紙飛行機の話題をつづりたい.