String & Camber

　降雨確率７０％の予報であったのが何とか曇りでもつ様相なので今年のオープン戦に宇都宮へ出掛けた。
　正確には宇都宮より少し東の鬼怒川の河川敷であり茨城の東から行く身には好都合だ。７時前に家を出て２時間のドライブ。
　途中あっちこっちで山桜がきれいだ。ぼんやりしたピンクと黄緑色の若葉がグレーの山のシルエットにだんだら模様をつくる。
　
　到着してみると思ったほど拡い印象はないが、隣接したグランドや公園があるのでロストしにくい、飛行機には良い環境だった。
　曇天に微風の好コンディション。手投げの参加者４人。いわきでも御一緒するいつものベテランの方たちだ。自分が一番の新参者だろう。

　結果は、
一投目：　48.2
２投目：　30.6
３投目：　24.1
４投目：　36.7
５投目：　7.7
合計：　147.3　　の３位だった。

　自分としては１投目がうまく風を捕らえて快調にスタートでき、その後の投げが安定していただけに５投目が悔やまれる。
　やや天頂方向に投げすぎていて左へオーバーしていたため、右にきっちり押さえつけようとバンクを意識したためにリリースが遅れてほぼ水平に投げてしまった。
　もう少しリラックスして１５０秒超えをねらえば良かったのかもしれない。これまでのJC予選でも失投ばかりだったから上出来、次につなげようとあきらめる。
　最後まで１機もロストせず、１番機を投げられたのも初めてのことだった。場所と天候のおかげ。

　帰りには予定通り益子へ寄って焼き物を物色する。共販センタの入り口で割安でアウトレットを出しており、あまり苦労せずに目的のものを買えた。
　ラーメンに使えるどんぶりとぐい飲み代わりにする湯のみ。ざっと見ただけだが益子は笠間に比べるとしゃれたデザインが多いようだ。笠間の方が土くさい。
　帰りも山桜に囲まれながらユーミンと山下達郎のＤＪをバックに、３時過ぎに帰宅。シャワーを浴びて早速買ってきたぐい飲みで一杯やりながら今日の試合を思い起こす。
　やっぱり最後の一投は惜しかったなぁ。