mp3プレイヤ2006/08/11 20:43

そのうちギター演奏でも録音したい
 娘がMDウォークマンを買い換えてくれと言う。イヤフォンのコネクタの接触部が悪くなった様だ。誕生日のプレゼントに買ってくれと...ということで近くの量販店へ行った。録音が出来るタイプが欲しいということだが、そもそもMDウォークマン(携帯型のMDプレイヤ)というものがほとんどなくなっており、レコーダブルはさらにない。ミニコンポのMDデッキがあるのみ。
 かわりに使い捨てライタのようなmp3プレイヤ(というのかな。フラッシュメモリベースの音楽ファイルの再生機)がいくつか並んでいた。

 MD(ミニディスク)の音楽媒体を我家に採用したのは約7年前。
我家を新築したと同時に、実家も半年遅れで建直しした。
 実家のステレオは廃棄されたが、両親が集めた筝曲、尺八などの邦楽、クラシック、自分が貯めたビートルズやギターのレコードは我家に引取った。実家で音楽を聴く環境がないのはさみしかろうと新築記念にミニコンポを贈ったが、そのときに昔良く聞いていたレコードを聞けるようにしてあげようと考えた。当時はまだCD/R、CD/RWが普及していなかったように思う。また、AUDIOとPCは別世界だった。
 MDというものがあると判り、カセットテープに比べれば巻き戻しの不要なランダムアクセスが可能な便利なメディアと喜んで、自宅にMDデッキを買ってレコードの録音を両親に送ったものだった。
 まあ、娘はこのMDデッキを使ってウォークマンの恩恵に与っていたのだった。

 MDというのはパソコンが扱うメディアではない。
今ではテレビもオーディオもパソコンも一体となってしまった。オーディオ専用のメディアとしてMDの役割は終わろうとしている。

 ということで色々調べてみたら(オジサン世代は数年遅れているのだが)USBメモリに録音再生機能をつけた、パソコンの機能を切出したようなポータブル装置がウォークマンの後継となっているのだった。
 国内メーカーは一応品揃えしているが、一回りロープライスで売れているのは韓国、台湾、シンガポールのベンチャーメーカーのようだ。

 しかし、1GBのUSBメモリに録音、再生機能がついて\10,800で売っているのだからすごい世の中だ。

大道芸2006/05/14 23:31

代表として良い画像がないな...
 地元、商店街で行われる「国際大道芸」に行って来た。

 今年で第15回になるとのこと。バブル後の景気低迷のながれの中で早くからあまり例のないことをやり出したのと永く続けていることは評価されて良いと思う。
かく言う私もここ数年しか行ったことがない。おそらく10年前には、よそから来た者として地元の夏祭り程度にみていたと思う。今現在紙飛行機に打ち込んでいる様に、ここ数年の、身近なところに自分の意義(生き甲斐)を見出すという、最近ではLOHASに通じるような変化の中で「大道芸」に行くようになった。

 パフォーマンスには幾つかのタイプがある。

中国雑技団。これは文句のつけようがない。人間はいったいどこまで出来るのか?歴史に強制されるものなのか、自発的に技術を目指すのか?椅子を組み立てての高所での危険技など、途中で地震が来たらどうするのか?観客の怪我はどうするのかとか、きりがない。

バンド演奏。自分も楽器を弾く人間と思っているのでソロを弾くパフォーマーに感情移入してみてしまう。皆、うまいと思う。

 パフォーマーとして、早野凡平を思い出す。数年前のNHKでの生前特集映像を宝物のように持って、時折見直して感心する。帽子の芸は、赤塚不二夫がアメリカで絶対受けるからニューヨークへ行けと言ったとか、それでどうだったとかは知らない。大阪万博のころに「出前一丁食べて万国博へ行こう」というので日清ちびっこのど自慢?(違ったか?)で新聞紙を使った帽子パフォーマンスで凡平師匠をまねた小学生がいたのは見たが、とにかく早野凡平はすごいと今でも思っている。
早野凡平いわく、道化にはピエロタイプとクラウンタイプがあり、自分は後者とのこと、今で言うなら上方に対してビートタケシはそうかなと、東方はクラウンかなと思う。

発表会2006/03/14 23:14

 日曜は娘たちのエレクトーンのコンサート(発表会)に行って来た。
もう10年くらいになるか。上の娘の幼稚園のころからやっていると思う。
はっきり言ってあまり面白くない。子供の音楽教育にYMHの音楽教室はポピュラーであり、毎年数回の発表会は場数を踏むのに役に立っているのだと思う。まあ将来音楽方面に進む可能性は少ないだろうが人生、楽器が出来たほうが楽しいと思う。
 大体、真剣に音楽に取り組み出すのは高校生ぐらいからで、そのときまでに基礎的な知識と演奏運動能力が備わっていると有難いと思うので小学校低学年で両手が使えてそのうち足のベースもできるエレクトーンは子供の音楽教育には無難なところなのだろう。
 で、なんで面白くないかというとエレクトーンで合奏というのが好きではない。
 もともとポリフォニーの楽器。一人でメロディー、伴奏、ベースが出来るように作られている楽器を並べて各人に逆にパートに分担させて合奏させるというのが面白くない。
 かく言う自分も学生の時にはギタークラブで合奏していたので似たようなものであるが、音楽に親しむ導入編ということで、やがて独自の音楽世界が構築できることに目覚めていってほしい。