久しぶりの備忘録 LS-XHL Ver1.41 E062011/05/03 04:55

 ずーっと放ったらかしだったブログだけど備忘録用に更新.
済みませんが飛行機とは関係ありません.

 2年前に地デジ対応でプラズマTVを買って以来、家庭内に画像、映像ファイルが増えてNAS(LS-XHL)を使って来ました.
 これがLinuxマシンで仕事でプロセスコンピュータをいじって来たものには格好のおもちゃです.以下、備忘録.

前提:
 スカパー録画をひとつの目的としてLSを導入したが、USB増設ディスクに録画が出来ない.これが悔しいので録画ファイルをFTPで取り出してUSBディスク側にmoveしてtwonkyの公開領域を増やせば何とか使えないかと考えた.
 ・enableweb=2でtwonkyの保守画面を出そうとしてたらメディアサーバーが停止してしまった.
 ・ver1.41の再インストールを試みたがFirmUpdaterが上書きインストールしてくれないので一旦、Ver1.37にVerダウンを試みた.
 ・LEDが赤点滅で立ち上がらなくなってしまった.点滅状態よりE06を表示している.これはブート不能状態とのこと.
 ・ネット検索で情報収集するとFirmUpdateファイルよりブートイメージを取り出してTFTPによりローディングすることでEMモードまで回復でき、その後FirmUpdaterで所望のVerを上書きして回復できるとのこと.
 Ver1.34での成功事例があったのでこれにならうこととした.

実施状況:
 ・紹介されていた、initrd.img, uImage.imgよりinitrd.buffalo, uImage.baffaloを作り出してTFTPを実施するがboot出来ない.TFTPサーバーをログの見られるtftp32で実施してみるとLS-XHLから要求しているファイル名が$kernelと$initrdになっており、ver1.41では仕様変更されていることが判明.(NAS Centralにも書込み有り)
 ・uImage.imgのアーカイブにはuImageが2つ入っており、uImage_lsp.5.buffaloの方を$kernelとして使用するとの情報有り.(2ちゃんねる)

復旧状況:
 以上の情報に基づきVer1.41のFirmファイルを使って再トライ
 ・TFTPで$initrd, $kernelを読ませるとLEDは赤点滅だがE22に変わった.(E22:ハードディスクのマウントに失敗しました)
 ・LS-XHLの停復電で再起動させるとE06に戻ってしまうが再度、TFTPでbootさせてE22の点滅状態でLS-XHLのLANケーブルをつなぎ変えて、192.168.11. →DHCPの通常状態(普通は192.168.0.)にするとFirmUPdaterから認識するようになった.(NAS Centralに書込み有り)
 ・この状態でFirmUpdaterを使ってVer1.41をインストール.書込みが終わって再起動待ちで終わらないのでLS-XHLの停復電で再起動.
 ・再びE06の赤点滅でがっくりくるが気を取り直して再度TFTPをかける.
 ・すると今度はオレンジ点滅に変わり、I25(ファームアップデート中)なので明るい希望が見えてくる.その後、LED青点灯になる.やった~!
 ・完全復旧に向け、再度FirmUpdaterでVer1.41を上書きインストール.動いてくれるが、kernelファイルの日付不一致で不完全終了.
 ・ここまで来れば以降は再起動してもNASとして通常動作してくれた.

問題点:
 ファイルサーバー、メディアサーバーとして使える状態になったが、不完全復旧の為か以下の問題が残る.
 ・USBインターフェースが起動されていない為かUSB増設ディスクが認識できない.認識の前にUSB電源が活きないためディスクの電源が入らない.
 ・LS-XHLのWeb設定のメニューでシステム_電源管理のメニューが動かない.

以上、問題は残るがBuffaloの次のVerUPが出たらクリーンインストール出来るだろうから解決出来るのではないかと期待している.

E06の赤点滅が出たときにはがっかりしてどうにも出来ず、問合せメールを送ったが、連休明けにならないと進展しないと思いのほか早期復旧が出来た.
 インターネット様、ありがたいことです.
同様に困った状態に陥った人々への一助になればと備忘録として残します.
                       以上   若太

ディジタル家電2009/09/09 04:01

 もう2年くらい紙飛行機を作っていない.
紙飛行機をやるようになって工作、日曜大工の面白さと色々調べて自分でやってみると大抵のことは出来るということが判った.
 今は飛行機に興味がなくなったというより、これまで放ってきた家の周りのことに興味が移って挽回している時期だと思っている.

 ここ数ヶ月やってきたこと.

南西側庇取りつけ
オーニング検討(暗すぎるので中止)
一階は竹すだれ
二回は葦すだれ(取付け金具強度により軽量材料を選定)
プラダンによる庇取り付け

デミオ
リアスピーカ取付け

50インチプラズマTV 導入
既設28インチTV移設
2階屋根裏分配器つなぎ替え(コンバータ電源系統切替)
新TV台組立て(結構大変、ファスナーが面白い)
新50インチ搬入稼動

HomeLAN敷設
ADSL契約変更 サービス会社変更 MODEM→ルータ化
1階居間~2階書斎内壁間LANケーブル通線、コンセント整備
GigaBitEtherのLANSW導入
50インチTVインターネット接続、PCとDLNA接続、COPY/MOVEは動かず

AVCHD動画対応デジカメ導入
撮影動画をDLNA経由50インチプラズマで表示させるのに四苦八苦
AVCHDとM-JPEGをTVが再生出来るMPEG2-PSに変換する手順を確立

和室(客間)のオーディオ環境設置
旧TV移設と合わせオーディオ整備
内壁、畳下を使ってスピーカケーブルを延線
20年使用スピーカのウーファーのエッジを交換して再生

メディアサーバ(NAS)導入
DLNA対応NASを設置し、デジカメ写真、動画ファイルの共用サーバとする
TVのHDD録画ファイルの退避サーバともくろむがCOPY/MOVE(DTCP-IP)は動かず

DLNAクライアント
PC、NASをサーバとした50インチプラズマのクライアントは動くので逆のTVをサーバとしたPCクライアントを動かすソフトを導入

IVDR
TVのHDD録画ファイルが一杯になり外に退避できないので仕方なくカートリッジHDD IVDR-Sを購入.IODATAから廉価版が出た.更に安くなること期待
TVのCOPY/MOVE(DTCP-IP)が今後、機能バージョンアップされること期待

スカパー
娘の要請でスカパーHD(元祖スカパーJCSAT 124・128度CS)導入
マルチアンテナ(124・128度CS + BS・110度CS)設置
同軸ケーブルの天井裏、内壁敷設
LANSWを1階に増設してHomeLAN拡張
HD録画はメディアサーバが機能バージョンアップするまで待機(2009冬予定)


 デジタルTVの導入でいろいろ忙しかったけど大体ひとしきり終わったかなというところ.家の中の電気配線工事も当分はいいだろう.

 しかしディジタル家電って、もともと仕事でパソコンやLANの知識があるから何とか調べながら出来るが世の中の一般消費者はついてこられるのかなぁと思う.

HandyCAM Hi8 テープとの戦い2008/07/04 21:32

HandyCAM用Hi8カセットテープ
 パソコンを更新した目的のひとつに映像系のデジタル化がある。
10年ぐらい前に子供たちを移したHandyCAMのHi8のテープがあるが、これを何とかデジタル化しておきたいと思っていた。カメラ本体はもうほとんど壊れる寸前だ。電源も本体もいつ動かなくなるか分からない。

 新聞のPCショップの広告を見ていたら「デジぞう」というソフトキャプチャ装置の安売りをしていた。普通なら数万円のキャプチャボードの替わりにUSB接続のソフトキャプチャで三千円。
 Core2Quadの威力も確認したくて購入した。

 それなりに29.9fps、720x480 のmpeg2フォーマットでデジタル化できた。CPU負荷はたいしてくわない。mpegの特徴なのか動きの速い映像では画が流れて良く見えず、アナログに負ける。

 休日の貴重な時間を費やしてテープを順にスキャンしていく。
中には再生できないテープがある。何とかその時代の「思い出」を再生したい。
 テープをバラして再生可能に復旧させる。

 音楽カセットに比べて映像Hi8はずいぶん複雑に進化している。
まずはロックが二つ。ヘッドのあたるテープ露出部分のカバーとダブルリールの回転止め。
 これらのリミットスイッチを外しながらテープの固着状況を見ていく。
バラしてテープの損傷した部分を切離して、昔、オープンリール時代の杵柄でセロハンテープを使って再接続させる。
 昔の音声テープレコーダと違って磁気検出でテープを検出しているようで幅が削られていたり、セロハンを検出すると止まるようになっているようだ。
 何とか巻き取って映像を確認する。

 探していた映像はなかった。
しかし、なんとも言えない満足感を得られた。
やってみれば何でも出来るじゃないか!!!