String & Camber

　紙をきらしてしばらく飛行機を作っていなかった。
秋の木村杯を目指して始動しようかと紙を探しに行った。最近ほとんど出張に行かないので東京でAGケントを買うわけにいかず、近くの大型ホームセンタのアートショップで＃200のカラーケントを買った。紙の目がわからないので四六版の全紙を1枚買ってみた。紙飛行機屋の方々のサイトではケンラン、PHO、OKACカードなどが紹介されているが地方では種類を選べるところまではいかない。

　今年最後に作った機体は水平尾翼の調子が悪く、湿気にあたるとひどく捩れて閉口した。これまでそういうことはあまりなかったのだが、水平尾翼には厚い紙を使ってみようと思っている。しかしこのアートショップではこれより厚い紙は置いていなかった。

　ホームセンタの中で自転車のチェーンやディレイラーを掃除するブラシを買って、接着剤のコーナーを期待せずに流してみるとあった！
「タイトボンド」
なかなか良いと評判なので欲しかったのだが大きなホームセンタでも扱っておらず、東急ハンズでもいくしかないかと思っていたものだった。
楽器専用接着剤と謳われていた。確かにギター製作などで使われているようだ。
　セメダインCは速乾性なので位置決めで貼り合せに時間がかかった時に細かい部分が乾いてしまって強度不足になるケースがあり、これが改善できるのと乾燥後の変形が少ないこと、木工ボンドより固化が速いこと、はみ出た部分を紙やすりで削れることなどがメリットのようで期待している。

　帰りに那珂市のひまわり祭りに立ち寄った。あたり一面にひまわりが広がるメルヘンチックな風景を見たいと思っていた。
当日が市主催のまつりだったことで人が多く、混んでいた。まあ、そこそこにひまわりは拡がっていた。祭りの開催に合わせて近所の畑にひまわりを育てて、終わると撤去して本来の作物を作るようだ。つまり休耕（？）時期を利用した地域活性化。
　自転車でプラプラ廻ってみたが、人が少なく、交通整理もいない平日に来ればもっとひまわりの雰囲気を楽しめるだろう。

　帰ってきて市内にある画材屋にダメ元で行ってみた。
＃250のKMKケント、1/2切が手に入った。紙は次からはここで済みそうだ。